2012.12.26 Wednesday | by
はる
申請には、必要な書類とアカを連れて第一希望の保育所に行く。
保育課の担当の方は、我が家を見守るチームにも参加されていた方で、
もう、仰りたいことは重々承知しております、と。
ただ、どうしても3枠しかなく、点数で決めないといけないところもあるので、
必ず入れるとは言えませんといわれたらしい。
で、ひとつ、その話し合いの際に晋ちゃんが気になったことがあったという。
それは、役所側からの質問で、「障害者手帳はおもちでしょうか?」という言葉。
私はまだ障害者手帳は申請していなかったが、その理由としては、やはり、心理的に『障害者』とレッテルを貼られるような不快感というか、なにか自分が普通ではないといわれているような感覚があるからだ。それに加え、それらを支えるのは公費。東北地震やら福島原発やら、高齢化・小子化問題が山積みの中、政権は混沌として未だ先が見えない。そんな中、私のようなものが、血税を利用していいのか、私は病気に甘えているだけで、そんな者に税金を使っていいのだろうか、というところにも気が引ける。
診察(といっても、心理カウンセラーの方我が家に来てくださる)の際に、そのことを相談してみた。
まずは、その対象になるのかということだが、私の場合、等級にもよるが、十分その対象にはなるらしい。審査には早くて1ヶ月以上かかり、写真(3×4)と印鑑が必要とのこと。
メリットとしては、所得税や住民税などの控除が受けられるということや、交通機関や公共施設の減免があるということだった。
また、有効期限は2年で、いつでも返還することができるし、2年経って次の申請をしなければ、そのまま期限切れになるとのこと。
Mさん(カウンセラー)と話し合った結果、保育所入所の件で少しでも有利になるのであれば、今回だけでも申請するというのはどうか、社会復帰するにも、まずは日常生活を立て直さなければならないし、そこから社会復帰を目指したらいいではないか、ということで、私も納得した。
また、『自立支援医療受給者証(精神疾患の治療のために医療機関に通院する場合に、医療費の自己負担分の一部を公費で負担する制度)』を以前から利用しているので、
・自立支援医療を受けていること
・現在、障害者手帳申請中
の2点は、役所に伝えておいたほうが良いとのアドバイスを受けた。
これで、少しは有利になるのか。
申請には、未だ抵抗があるのだが、まずは私自身も社会的生活を取り戻せるようになるために必要なことと、自分を納得させる。アカが入所できないことには、リハビリも困難なのだから。
私を含め、家族全員のため、障害者手帳の申請を行いました。