足腰が弱い私にとって、自転車はなくてはならない相棒で。
妊婦になったところで変わりなく。
臨月に入ろうという今でも、外出時はほとんどチャリを愛用している。
といっても、買い物や銀行、病院や保育園のお迎えくらいなもんなんだけど。
それでも、高々徒歩10分程度の距離でさえ、お腹がピリピリ、重力に勝てません的な痛みを感じたり、足の付け根が痛んだりで、最終的に足を腰から回して出すような体勢にならないと歩けなくなったりするし、だんだんと血が下降するのか、頭がクラクラしてきちゃうしなどで・・・
だったら、チャリのほうがどんだけ楽か!っちゅー話で。
ひとこぎで、数メートルは楽勝で進みますもんね。
子供をチャリに乗せるとき、少々腹に力が要り様だが、そこはオジョーを特訓し、1、2、3!!で空高くジャンプ!!
以前に比べ数段軽くヒョイと乗せることができるようになった。
乗せてさえしまえば、16kg強が加重されたところで、へーちゃらーのへーだ。
コキコキコキコキ、スーイスイと目的地まで行くことができる。
ただ、お腹が張りやすいときは、さすがにNGね。
特にオジョーを乗せたり降ろしたりする動作はちょいと危ないと自分でもわかるので、
そういうときは、私はチャリに乗り、オジョーは家まで走らせる。
「さすが山組!!足腰すばらしい筋肉だね!ヒューヒュー♪」
「そういや、〇〇は家まで走って帰るらしいよ。かっこいーよねー♪」
「このハガキ、ポストまで一足早くオジョーが出してきてくれたら助かるんだけどなぁ?」
などと、おだてにおだてたり、負けん気を刺激してみたり、時には任務を与えたりして、あの手この手で走らせる。
もちろん、気分を盛り上げてやることも忘れてはならない。
後ろからチャリで掛け声をば・・・
「いっちにー、ゴーヤッ!さんしの、ゴーヤッ!」
「いやぁ〜、さっすがやな!オジョー、走るの早いや〜ん!全然追いつかんわぁ!!」
根は単純。
ちょろいもんだぜ。
と、オジョーの操縦法はいいとして。
妊婦と自転車。
私が妊娠してることを知ってる方に見つかると、結構驚かれる。さすがに臨月を迎えるこの時期になると、
「おかあさーん!?ちょっと!!だいじょうぶ!?」
と、それはそれはびっくり眼で駆け寄ってきて、大変心配してくださる方もいらっしゃる。
(そういう方の両手は、なぜかいつも前に出ているのが共通デス。それに気付いてからは、ちょっとおもしろいの。プププッ)
うん。ありがとう。
わかってる。わかってんだけどもさ!
歩くより全然楽なのヨ。
ワンメーター分もないような距離で、毎回タクシー使うのも馬鹿馬鹿しいっしょ?
(というより、経済的にやってらんないべ?)
全ては自己責任だと思うんだけど。
どうしてもやらねばならぬことってあって。
やっぱ、目先の便利さを求めてしまうよなー。
とにかく、なにもないことを祈るのみ。
どうか、どうか、誰も私に突っ込んできたりしないでよー。
(特に、携帯いじってipod聞きながらチャリを操縦してる学生サンよ。)